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独自の顔認識技術を活用した「顔識別ソリューション」を提供

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今日は、顔認証ゲートについて学んでいきましょう。

まずは、グルーブノーツが12月4日にプレスリリースした以下の記事からどうぞ。

 


〜たった1枚の画像からでも。高性能にAIで顔を照合するモデルをプリセット〜

グルーヴノーツは、独自の深層学習技術を活用した顔認識モデルの開発、高性能化することに成功しました。学習用データの量や質に依存することなく、少ない画像データからでも高精度に人の顔を識別できるこの技術を「MAGELLAN BLOCKS」の標準機能として搭載。見分けたい画像の学習から特定までを一気通貫で実現する新たなモジュール「顔識別ソリューション」として提供開始いたします。

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情報元:

https://www.groovenauts.jp/2019/12/04/information-54/

 


 

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【解説】顔認証ゲート

羽田空港や成田空港,関西空港福岡空港,中部空港,新千歳空港及び那覇空港において手続きの合理化、審査の厳格化と円滑化を目的に、顔認証ゲートが導入されています。日本人向けは、すでに導入済みで外国人向けにも2019年7月24日から開始し、今年中に195台、2020年に残り8台を設置する予定となっています。

パスポートのICチップに埋め込まれている顔の画像と照合して本人確認を行います。

 

顔認証ゲートの例

顔認証システムのしくみ

ディープラーニングにより、特徴量を数値化し、類似度を計算する。

写真で騙すことを防ぐための3次元顔認証(顔を数万のパーツとしてそれぞれの深度を測定)や赤外線による顔の特徴を取得して数値化、判定する。

 

監視社会

  • 防犯対策のため、警視庁が「街頭防犯カメラシステム」を新宿、渋谷、歌舞伎町などに約200台設置し、H30年は、421 件の犯罪を立件している。
  • 中国では、「天網」というAIを用いた監視カメラが2017時点で1億7000万台設置されており、3年で4億台を設置する計画となっている。
  • イギリスでは、600万台の監視カメラにより、1日300回はカメラで撮影されている。

顔認証以外でも人物特定

  • 日立は、全身特徴から人物を特定するシステムを販売